2014年3月22日土曜日

育児休暇153日目 お金を使わないことによる心の平安

10時過ぎに起きてしまった。授乳やオムツ替えをしていたらあっという間にお昼。
洗濯やコーヒーブレイクをしていたらすぐにお風呂をわかす時間。あっという間に一日が過ぎてゆく。ちょっと寒い日だったのでストーブを焚いてぬくぬく過ごす。

山の暮らしはほぼ自給自足なので、日常生活ではあまりお金を使わない。
お金がかからない訳ではないが、そばにお店などはないからお金を使う頻度が低い。丸一日お金に触らない日が続いたりもする。そうすると、お金から解放されたような気持ちになり、だんだん心がゆったりしてくる。出て行くお金の額や、残っている貯金の額よりも、”お金を使う頻度”が精神状態に一番影響するのではないか、という気がしている。

都会にいると、生活レベルや快適さは金額換算しやすい。「これくらいのレベルのいい思いをするには、これくらいのお金がかかります」ということに、慣れて納得している。しかし山では気持ちよさのレベルは高いのにお金は全くかかっていなかったりする。金額換算の感覚がひっくり返される。今回は快適な気候の中、ちょっと長め(10日間)の山の滞在。今までよりも強く、心の平安を感じる。
自給自足の魅力は、こういうところにあるのかもしれない。

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